2013年7月21日日曜日

石巻を知る 過去へ

ばたばた

石巻に着いたのは19日の夕方
この日は これからおせわになる地元のひとたちを交えての懇親会でした
立石さんの手料理とビールで乾杯

私が 石巻にはじめてきたのは2011年の震災後で いろいろ そのあとから
ゆかりができて わりとちょくちょく来てました
今回改めて 絵をかきにくる ということで 街を 見渡す
はじめて来たときの あの ぴりぴりする やばい!こりゃやばい!という感覚はもうなくて 日常が 前とは少し違いながらも 似たように 進んでいるかんじ
そのことにほっとする けどもね

建物が壊れてたり 信号がとまってたりした 震災直後の風景は 人のこころのむきだしを 目に見えるかたちにあらわしているなと思ってました
むきだしの感情とか 不安とかは それをみるひとにもドキッとした感情を呼び起こすけど それを無視するのは もうできないんですねえ

でも今は 建物が補修されて 交通ルールも普段のわたしたちのと共通にもどって
みんな個人の家 壁をつくって むきだしの感情は 一見 見えないので
街を歩いても ドキッ とはしない
でも 知ってる このいっこいっこの壁の奥に ひとりひとりの身体の中に
こちらをドキッとさせる 生の ひとりひとりの 生きる ってことが包まれてるっていうのを

もう 知ってしまって 実感してしまっているんです

そんなことを思いながら さて 今回はどういうことを石巻でしていくか というと
「過去 現在 未来 時間」を知って 四次元的にそれを理解してみて そしてつくる!のです
簡単に言うと 今目の前の人やもの 出来事だけでなく この土地の過去 を知って
時間を過去 今 未来 と みにょーーーんとのばして考えてみる
一望してみる そういう企画

昨日はさっそく 石巻生まれ育ちの へんみさん というものをよく知っているおじさんに 街を案内してもらいながら 江戸時代にタイムスリップでした
今目の前にある景色に 過去を重ねてみてみること この魔法みたいなことが脳内でできるようになれば なんておもしろいんだ!と思った
昨日はほんの一瞬 それができたときがあって そのとき すごく興奮した
あ!これはすごい感覚だぞ と思った

懇親会で 石巻のおじさんたちと 近所に住む小学生と そのお母さんと はなしをしているときも なんだか一瞬 過去 今 未来が ひとつの筋でツーーーンてつながる瞬間みたいなのをかんじた

ぜんぜん 感覚的でまだ わけがわからない でも これはきっと だいじなことに違いない

始まって2日目 今日も 街を歩く 





昔の地図 

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