風はほとんどなくて 過ごしやすい というか 外で絵を描いているので
雨より風がこわいから よい
今日は きもちいい風がふいていた
地面に座って描いているので 土や木の葉 蟻などがよくみえる
今日は 風で木の葉が舞って パレットの上に乗っかっていたり 木や草がゆれるのに
ついつい見とれてしまう
虫のお客さんも多いのだが 小さいミツバチが 地面すれすれのところを飛んで
木の葉がふわっと浮くのをみた
トンボが絵にとまった
しかしまあ 見とれているひまはないんだぞ ということで 黙々絵を描きます
毎朝 コーヒーやらお菓子を差し入れしてくれる人がいる
しげちゃんがもってくるコーヒーは 食品の放射能値をはかるときにつかうカップにはいっている うまいことすっぽりおさまってて面白い
温泉街だから 県外からの観光客ばかりかと思いきや
宿泊のほとんどは 福島の人らしい
日帰りで足湯にくるひとも多く 子供時代に合宿で来てたのよ という人もたくさん
今日話した女の人は かつて自分がとまったことのある旅館が廃墟になっていて
そこに展示をみにいく ということが さみしかった と言っていた
でも それが なんだか いいような気がした
寂しさを 見つめる かつてあったもの 今 もう一度見つめる
夜や朝 土湯をひとりで歩いていると ここは 風の谷か と思うときがある
地形的に 空間の放射能値がとても低い土湯
風がおだやかで 雨が多い 下界とは少し違う空気の土湯
浮世離れしているとかんじる時がある
さて 夜 きのうもりあがってしまって みんなで市内までいって「風立ちぬ」をみた
はじめてみる そーじ君 みやもー ほこい君と 長尾さんと私はリピーターです
こじんまりした映画館で みな 思い思いの席に座る 私は一番後ろに座って
みなの頭をながめることにする
夜 中の湯に帰って 夜遅くまで風立ちぬトーク おもしろかった
深夜 寝る
明日も5時起き
ぐ〜
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